ジャーキ、ジャキ、ジャキ、ジャキー!
『ざわざわ森のがんこちゃん』新シリーズが始まった。第1回は「うわさのスコープ先生」。
新学期前日、学校で新しい先生の噂を聞きつけたがんこちゃんは、早速みんなに報告。「やさしくて、カッコよくて、スポーツマン」なんだって。理想の先生像をイメージして、少女マンガのように目に星をきらきらさせる、ケロちゃんとツムちゃん。うーん、それはカッコイイのか? でも「仙ちゃん先生みたい」という情報にみんながっかり。おいおい、それはひどいんじゃないの。それに仙ちゃん先生を知ってるってことは、君たち「新」1年生じゃないのね(笑)。
新しい先生は岩山に引っ越してきた人かもしれないというので、みんなで見にいくと、そこに怖そうなサソリがやってきた。はさみを振りかざし、尻尾をぶんぶん振りまわすその姿に、みんなは震えあがってしまう。
翌日、新学期開始。例年どおり先生たちの紹介から始まり、いよいよ新しい先生、スコープ先生が「ジャーキ、ジャキ、ジャキ、ジャキー!」と登場。担当は体育と保健室のおじさん(笑)。みんな怖がってるけど、大丈夫なのか?
新学期早々、風邪でお休みのピロくんは、スコープ先生の夢でうなされていた。そこへ、当のスコープ先生がやってくる。ピロくん絶体絶命!?....そんなわけはなく、先生の持ってきた薬ですっかり元気に。「スコープ先生って、怖いだけじゃないかも」「ちょっと好きになったかも」でおしまい。
今回の教訓は「人を見た目で判断してはいけない」ってところかな。スコープ先生は、マントに帽子、大きなヒゲにはさみと尻尾で怖そうだけど、カフスなんかしててちょっとオシャレかも。「ジャーキ、ジャキ、ジャキ、ジャキー!」も気に入った。今後の活躍に期待。