レンタル猫

本屋をうろうろしていたら、新聞に載っていた『ブランケット・キャッツ』を見つけた。お気に入りの毛布といっしょにレンタルされる猫たち7匹の話。最初の短編のレンタルシステムの説明のあたりまで、パラパラっと読んでみた。
レンタル期間は2泊3日。それ以上だと、猫が店に帰れないと思って不安になってしまうから。といいつつ、すぐに別の家(同じ猫は続けて借りられないから)にレンタルされていくらしい。いいのか？
レンタル中は好きな名前をつけられる。賢い猫たちなので、自分の名前をすぐに覚えるらしい。それって、逆に言えば、すぐに忘れるってことだよね。そうじゃないと、混乱しそうだもの。いや、名前なんて気にしていないのかもしれない。
読みやすい文章で悪くはなさそう。でも、立ち読みした範囲では、猫たちの活躍ぶりが分からなかったので、買うのは保留。文庫になったら買ってもいいかな。

ブランケット・キャッツ