お寺近くの猫たち
久しぶりに禅寺近くの猫たちを探しに行った。白地に黒っぽい縞模様の猫は初めて見る顔だが、鳴きながら近寄ってきた。触っても平気だが、不満げに鳴く。あいにく食べ物はもっていない。よく見かける、白地に少しだけ茶色がはいった子猫は、あいかわらず一定の距離をおいて近寄ってこないが、こちらも食べ物をせがんで、にゃあにゃあと鳴く。もう1匹、家と家の隙間に隠れている猫を見つけた。これも白地に茶色。見たことがあるような、ないような。似たような配色の猫が複数いるような気がする。
1時間後、カメラとパンを持って再訪。誰もいない.......と思ったら、エサ場にさっきの子猫がいた。パンを投げると、少し離れたところへ運んでいって食べる。食べ終わると、戻ってきてねだる。ちょうど舌なめずりしたところをパチリ。見下ろす角度でしか撮れなかったので、目つきが悪くなってしまった(^_^;)
さて、さっき触らせてくれた猫はどこだろう。わ、目の前にいた。フェンスと家の間に作られた、狭いエサ場に体を押し込んで、お食事中。パンで気を惹こうとするが、なかなか出てきてくれない。しばらく待って、やっと撮れた写真は、なんだか迷惑そうな顔。愛想がいいのは空腹時だけ?
歩き始めた猫の後をついていったが、すぐに道なき道へ入っていったので、エサ場に戻る。子猫がいない。空いたエサ場にいるのかと覗き込んだら、黒い子猫が大慌てで逃げ出していった。この黒猫は警戒心が強くて、いつも逃げてしまう。そんなに怖がらなくてもいいのに。同じようにエサをもらっていても、人に対する態度がまったく違うのは、性格だろうか。