強運の持ち主

上野動物園でミヤケアカネズミを公開中。三宅島にのみ生息するアカネズミで、噴火による絶滅も心配されていたらしい。よく生き延びたものだ。

大噴火に負けず生き残った三宅島のミヤケアカネズミを展示─上野　 2008/01/04
＜略＞
さて、2008年新年を迎え、この干支展に、伊豆諸島三宅島から来たミヤケアカネズミが加わりました！！
＜中略＞
今回上野動物園で展示することとなったミヤケアカネズミは、噴火による野生動物への影響や現状を調査研究している大学の研究者の方のご協力により、三宅島の野生動物の現状を少しでも伝えることを目的として、三宅島で保護された個体を譲り受けたものです。＜略＞

東京ズーネット ｜ TokyoZooNetより

同じニュースが朝日新聞(1/6)にも。

大噴火を生き抜いた「強運ネズミ」、上野動物園に登場
東京・上野動物園で、「ミヤケアカネズミ」の展示が始まった。三宅島の大噴火を生き抜いたネズミの強運にあやかろうと、急きょ、開催中の干支（えと）特別展に加えられた。
＜中略＞
調査用で研究者に捕獲されたが、標本にされる前に同園に借り受けられて、命拾い。展示ケースの巣の中に丸まっているが、さすがに隠れるのも得意。見つけられるかな？

朝日新聞デジタル：朝日新聞社のニュースサイトより

展示にいたる経緯が違う.......せっかく生き残ったのに、標本にしようとしてたの？されちゃったコもいたのかなぁ.....
より強運なアカネズミが見られる干支展は1/31まで。見にいく時間はとれそうにないなあ。